高嶺の花

美人に登場していただきます。
今からお招きしますのは、ある小説の中にいらっしゃる美人です。小説に美女はつきものですが、美女が登場するブログは希少ですよ。

””大きなに結っていた。まっ黒な髪だった。くっきりとした眉毛のしたにまっ黒な瞳が光っていた。すべての輪郭があんまり鮮明なためになんとなく馴れ親しみがたい感じがしてすこしうけ口な愛くるしい唇さえが海の底の冷たい珊瑚をきざんだかのように思われたが、その口もとが気もちよくひきあがって綺麗な歯があらわれたときに、すずしいほほえみが一切を和らげ、白い頬に血の色がさして、彫像はそのままひとりの美しい人になった。””  中勘助『銀の匙』より

なるほどにハッとさせられる。やはり文学作品の中に生きておられるので、いささか古風でも、たしかに美人ですなぁ。
きっと周りの男性諸氏からは高嶺の花よばわりされ、遠巻きにながめられていたことでしょう。
高嶺の花とは、高い峰の上に咲く花。


この花は「高嶺撫子(タカネナデシコ)」という高地に咲くナデシコの仲間です。

高嶺の花その言葉意味は、遠くから見るだけで、手に入れることのできないもの、あこがれるだけで、自分にはほど遠いもののたとえ。ということだそうな。

あなたにとっての「高嶺の花」は誰?

そうですね、ずっと頭の中の上のほうに浮かんでいる人。
美しい人にこころ奪われるのは男女とも同じ、生きている動物であるかぎりそれは仕方がないことですね。それに人間だから容姿だけではなく、価値観だったり生き方やその人の才能にあこがれて、惹かれている場合もありますね。

恋焦がれてもしょせんは高嶺の花とあきらめたことはありませんか?

それもあり、ですよね。  ずっとだいじに頭の中に飾っておく「高嶺の花」、というのはずっとずっと変わらず長くそのまま居てくれて、そう冬場の冷える身体を温めてくれる小さいカイロみたいにちょっと嬉しいものです。

男女を問わず、あなた自身が相手に「高嶺の花を感じながら」も、果敢に追いかけ、見事に射止めたという素晴らしい経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょうね。

ましてや高嶺の花を伴侶として、長い年月を共に暮らしても、今なお、その人のどこかにに「高嶺の花」を感じ続けて生きている。
もしそれが、あなたなら、こころから「おめでとう」と言わせていただきます。

え、?どうしてかって。。それは世界でもゆびおりの「幸福な人生」。幸運の当選者だからです。

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こくう

花に寄せ、縁の糸を辿ったらみたら、こちらに繋がり嬉しいかぎり。 我、詩人やってるつもりで書いてもその実態、 関西人&オヤジのダブルアクションだから、しょうがない。 ワルノリしたらは止められないことも多々あれど、 今日も空見て物思い。吟遊詩人に成れるはいつの日か、 直中修行の毎日でっす。どうかよろしゅうにぃ~。  草々

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